何時の間にか閉じるボタンを押すと閉じてしまうようになった。
何言ってんだ?と思う人もいるともうが、実は先日まで閉じるボタンを押すとトレイ(パネル)に収納するように設定していたんです。Thunderbirdには機能としてそのような設定ができないので、アドオンを使ってそうしていたんです。
メールクライアントってチェックした後についつい閉じるボタンを押してしまうんですよね。メールは何時来るかわからないし、いちいちその度に起ち上げてチェックするのも面倒なので、トレイに収納してメールが来たらポップアップで教えてもらうようにしていたんです。
多分、自動のアップデートでバージョンが変わって使っていたアドオンが使えなくなったんでしょう。ちょうどデスクトップ環境をUnityからLubuntuに換えたのと時期が重なっていたのもあって、Lubuntuの問題かと思っていて、折を見て設定し直そうと思っていた。Lubuntuの環境設定も一段落したので、Thunderbirdの設定をチェックしてみた所、バージョンが変わっていて、使っていた幾つかのアドオンが無効になっていました。
使っていたのは「Minimize On Start and Close」と「MinimizeToTray revived」ですが、この二つとも現在のバージョンとの互換性がなくなっていました。サイトに行って最新バージョンをチェックしましたが、(今のところ)更新されていないようです。
仕方がないので代替アドオンを探します。「MinimizeToTray revived」に一番近そうなのが「MinimizeToTray Reanimated」でした。サイトからアドオンファイル(.xpi)をダウンロードして、サンダーバードのアドオンマネージャーにドロップすると追加されました。
閉じるボタンでパネルに収納されました。ダブルクリック、もしくはクリック操作で再表示されます。パネルのウィンドウリストには、最小化での表示はしません(「MinimizeToTray revived」では、パネルにアイコンは表示されずに、ウィンドウリストに表示されていました)。バッチリですね、アイコン表示はスッキリスマートで良いです。設定はサンダーバードのメニューからできます。
起動時に最小化で起ち上げる「Minimize On Start and Close」は代替もなく、アドオンによる操作は完全消滅しました。国内海外のユーザーがあの手この手で代替の方法を探っていますので、何か方法がありそうです。
海外のフォーラムなどで、OS(Linux)からスクリプトを実行して操作する方法が紹介されていました。OS起動時に自動立ち上げでスクリプトを読み込ませる方法は幾つかのサイトで紹介されていて、気になる候補があったので、順番に試してみました。一つ目はpython scriptを読み込ませる方法でしたが失敗しました。これは既に作成してあるスクリプトをダウンロードしてセットする方法だったのですが、コマンドで設定しようとしても「そのようなファイルはない」と言われてしまい、チェックしてみてもダウンロードしたはずのファイルが見当たらないのでお手上げです。情報も少なく、諦めることにしました。
もう一つの方法は上手く機能したのでメモします。これはdevilspie scriptを使う方法です。スクリプトも自分で作成する方法なので安心です。
devilspieパッケージをインストールします。
端末からは sudo apt install devilspie です。
homeにフォルダとファイルを作ります。
フォルダ ~/.devilspie に thunderbird.ds というファイルを作ります。
mkdir -p ~/.devilspie && touch ~/.devilspie/thunderbird.ds
thunderbird.ds に下記の文を記入して保存します。
以上でーす。
Thunderbirdもこれらの機能がデフォルトで対応できていない現状では、今時のメールクライアントとしては使い難いですね。しかし、他のメールクライアントも幾つか試してみたことがありますが、情報が少なかったりアドオンなどを使うカスタマイズ性が低かったりで、なかなか思うようなのがありませんでした。
Thunderbirdはユーザー数も多く情報も多いので、問題が起きても何とかなったりするので、暫くは使って行こうと思いますが、軽くて使いやすいメールクライアントが出てきてほしいものですね。
何言ってんだ?と思う人もいるともうが、実は先日まで閉じるボタンを押すとトレイ(パネル)に収納するように設定していたんです。Thunderbirdには機能としてそのような設定ができないので、アドオンを使ってそうしていたんです。
メールクライアントってチェックした後についつい閉じるボタンを押してしまうんですよね。メールは何時来るかわからないし、いちいちその度に起ち上げてチェックするのも面倒なので、トレイに収納してメールが来たらポップアップで教えてもらうようにしていたんです。
多分、自動のアップデートでバージョンが変わって使っていたアドオンが使えなくなったんでしょう。ちょうどデスクトップ環境をUnityからLubuntuに換えたのと時期が重なっていたのもあって、Lubuntuの問題かと思っていて、折を見て設定し直そうと思っていた。Lubuntuの環境設定も一段落したので、Thunderbirdの設定をチェックしてみた所、バージョンが変わっていて、使っていた幾つかのアドオンが無効になっていました。
使っていたのは「Minimize On Start and Close」と「MinimizeToTray revived」ですが、この二つとも現在のバージョンとの互換性がなくなっていました。サイトに行って最新バージョンをチェックしましたが、(今のところ)更新されていないようです。
仕方がないので代替アドオンを探します。「MinimizeToTray revived」に一番近そうなのが「MinimizeToTray Reanimated」でした。サイトからアドオンファイル(.xpi)をダウンロードして、サンダーバードのアドオンマネージャーにドロップすると追加されました。
閉じるボタンでパネルに収納されました。ダブルクリック、もしくはクリック操作で再表示されます。パネルのウィンドウリストには、最小化での表示はしません(「MinimizeToTray revived」では、パネルにアイコンは表示されずに、ウィンドウリストに表示されていました)。バッチリですね、アイコン表示はスッキリスマートで良いです。設定はサンダーバードのメニューからできます。
起動時に最小化で起ち上げる「Minimize On Start and Close」は代替もなく、アドオンによる操作は完全消滅しました。国内海外のユーザーがあの手この手で代替の方法を探っていますので、何か方法がありそうです。
海外のフォーラムなどで、OS(Linux)からスクリプトを実行して操作する方法が紹介されていました。OS起動時に自動立ち上げでスクリプトを読み込ませる方法は幾つかのサイトで紹介されていて、気になる候補があったので、順番に試してみました。一つ目はpython scriptを読み込ませる方法でしたが失敗しました。これは既に作成してあるスクリプトをダウンロードしてセットする方法だったのですが、コマンドで設定しようとしても「そのようなファイルはない」と言われてしまい、チェックしてみてもダウンロードしたはずのファイルが見当たらないのでお手上げです。情報も少なく、諦めることにしました。
もう一つの方法は上手く機能したのでメモします。これはdevilspie scriptを使う方法です。スクリプトも自分で作成する方法なので安心です。
devilspieパッケージをインストールします。
端末からは sudo apt install devilspie です。
homeにフォルダとファイルを作ります。
フォルダ ~/.devilspie に thunderbird.ds というファイルを作ります。
mkdir -p ~/.devilspie && touch ~/.devilspie/thunderbird.ds
thunderbird.ds に下記の文を記入して保存します。
(if
(is (window_name) "Mozilla Thunderbird")
(begin
(minimize)
)
)
LXSession Configuration(LXSessionデフォルトのアプリケーション)から自動起動するアプリケーションにdevilspieとThunderbirdを設定すると、自動起動したサンダーバードが最小化された状態で起動します。起動すると、先に入れたMinimizeToTray revivedアドオンのアイコンだけが表示されます。ほぼ、元(アップデート前)の環境に戻りました。
LXSession Configuration(LXSessionデフォルトのアプリケーション)から自動起動するアプリケーションにdevilspieとThunderbirdを設定すると、自動起動したサンダーバードが最小化された状態で起動します。起動すると、先に入れたMinimizeToTray revivedアドオンのアイコンだけが表示されます。ほぼ、元(アップデート前)の環境に戻りました。
以上でーす。
Thunderbirdもこれらの機能がデフォルトで対応できていない現状では、今時のメールクライアントとしては使い難いですね。しかし、他のメールクライアントも幾つか試してみたことがありますが、情報が少なかったりアドオンなどを使うカスタマイズ性が低かったりで、なかなか思うようなのがありませんでした。
Thunderbirdはユーザー数も多く情報も多いので、問題が起きても何とかなったりするので、暫くは使って行こうと思いますが、軽くて使いやすいメールクライアントが出てきてほしいものですね。
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また、下記 URL で紹介されている github の FireTray を使う方法だと、本記事で取り上げられている2つの機能とも Windows 環境上でのみでの確認ですが、実現できました。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12197805747