荷物の整理で古いPCゲームを見つけた。

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Diablo2というゲームで、2000年ころに発売されたゲームだ。この前バージョンのDiabloも持っていて、好きなシリーズのゲームだった。魔法と剣のアクションファンタジーRPGとでも言うのだろうか。前作もこれも発売と同時に買ったので英語版だが、単純なゲームなので問題なかった。

貧弱な装備から始めて、冒険を進める内に強くなって行くのはドラクエやファイナル・ファンタジーと似ているが、ちょっと陰気で暗い世界観が好きで随分と遊んだ。1作目と比べると世界観が若干明るくなってしまったが、冒険もスケールアップしていて、異次元空間にまで行かなくてはならない。何よりの驚きは、グラフィックスの進化だった。あまりの綺麗さに驚いたのを覚えている。




オンラインで見知らぬ人たちと一緒にプレーしたのも楽しかった。イタリア人(?)からレアアイテムの魔法の指輪をもらったこともあったな・・・ナツカシ。

懐かしくなって遊んでみたくなったが、何分古いゲームなので今のプラットフォームでは遊べない(はず)。そこで、古いPCにWindows XPをインストールして遊ぼうと考えた。Windows 95 時代のソフトだけど、XPでも遊んだような記憶がある。

LinuxではLive USBとか簡単に作れるので、Windowsも出来るんじゃないかと思ったが、これが試練だった。
まず、Ubuntu使いとして思いつくのが、Win USBというソフトウェアだ。現在はフォークのWoe USBというソフトで行う。早速探してトライしてみたが、エラーが出て上手く行かない。


Screenshot from 2018-01-29 19:23:11
























Screenshot from 2018-01-30 12:44:36












このエラーは有名らしく、幾つかのサイトに解決策が載っていたが、どれも上手く行かなかった。
当然、唯単にisoファイルの中身をコピーしただけではブートUSBはできない。
その他にも、etcherというソフトで試したが、これもダメだった。調べていて時間も結構使ったので、面倒になってWindows上からすることにした。

Virtual box上のWindowsからrufusというソフトを使ってブートUSBを作ろうと思った。

Screenshot from 2018-01-30 18:07:21











Screenshot from 2018-01-30 18:09:33




















しかし、これも何時まで経ってもコピーが終わらずに断念することになりました。
数時間過ぎても3分の1も終わらず、半日経っても一向に進まず、もう無理ということで終了。
最後の手段でデュアルブートのWindowsの出番です。こんなに大変だとは思ってもいませんでした。

結局、素のWindowsで作業するとブートUSBも簡単に作れて、Windows XPは難なくインストールできたのですが、ドライバ類の更新や環境設定に苦労して、Windows 7にアップグレードしてしまいました(何で?)。その間グダグダになってしまって先に入っていたLubuntuを操作ミスで削除してしまい、全てやり直しになってしまいました。苦労の甲斐なく古いゲームのインストールは断念しました。今更ですが、Windows 7でも動作報告がありました・・・。動くんかい!

軽い気持ちで始めたことですが、とんだ大仕事になってしまいました。ファイル操作が多かったので、Microsoft Garage Mouse without Bordersというデスクトップ間でマウスやキーボードを共有するプログラムを使って作業しました。LinuxならSynergyがありますね。

その後、気になったのでデュアルブートのWindows 10にサイトからダウンロードしたプログラムをインストールしてみたところ、普通にプレー出来ました。ブリザードのサイトにユーザー登録して、Diablo2のCD-Keyを登録すると新たに桁数の多いKeyを発行してくれるので、それを入力するとダウンロードしたフルのプログラムがインストールされて、いちいちCDをセットしなくても遊ぶことができます(CD版は毎回CDをセットして起動するスタイル)。以前は、クラックパッチを咬ませないとnoCD化出来なかったのですが、メーカーサイドで対応しているので、多少はニーズに答えて改善しているようですね。

未だにファンがいるということで、息の長いゲームなんだと感心してしまいました。


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